【沖縄】アスベスト除去の費用相場は?レベルによる費用の違いも解説

築年数の古い建物を所有・管理するオーナー様にとって、アスベスト除去は避けて通れない課題であり、その費用は大きな懸念事項の一つです。アスベスト除去とは、建物に使用されているアスベストを安全に取り除く作業のことを指します。

必要な費用は、建物の規模や作業環境に加え、アスベストのレベルによっても大きく変動します。

この記事では、沖縄県内におけるアスベスト除去費用の相場と内訳、そしてアスベストのレベルによる違いが費用にどのように影響するのかを詳しく解説します。

沖縄県内でアスベスト除去のご依頼は琉栄開発株式会社へ

沖縄県内で、アスベスト除去について相談したい物件オーナー様、施設管理者様がいらっしゃいましたら、琉栄開発株式会社へお問い合わせください。

琉栄開発株式会社は、解体工事・アスベスト(石綿)調査・アスベスト除去工事を行う会社です。

琉栄開発株式会社では、アスベストの調査や除去工事、そして特別管理産業廃棄物としての収集運搬まで、ワンストップで対応できます。

2025年から新たに産業廃棄物中間処理場を開設し、解体工事後の廃棄物を一貫して処理できるようになりました。これにより、お客様にはさらにスムーズかつ費用を抑えたサービスを提供することが可能です。

アスベスト除去費用に関するご質問や、建物のアスベスト診断のご依頼など、お気軽にお問い合わせください。

アスベスト除去費用の相場と主な内訳

アスベスト除去費用の相場と主な内訳

アスベスト除去工事にかかる費用は、現場の条件や作業内容によって大きく変動するため、一概にいくらと示すことは困難です。しかし、提示された見積もりの適正を判断するためには、一般的な相場や費用の内訳を知っておく必要があります。

アスベスト除去費用の全体的な相場

アスベスト除去の費用相場は、建物の規模やアスベストの種類・量によって大きく異なります。一般的な処理面積別の目安は以下のとおりです。

  • 300㎡未満:約2万円~8.5万円/㎡
  • 300㎡~1,000㎡:約1.5万円~4.5万円/㎡
  • 1,000㎡以上:約1万円~3万円/㎡

この相場は、作業の難易度や必要な安全対策の程度を反映したものであり、正確な金額を知るためには必ず現地調査にもとづく見積もりが必要です。

アスベスト除去費用を構成する主な内訳

アスベスト除去費用は、主に以下の要素で構成されており、それぞれが最終的な費用に影響を与えます。

調査・分析費用

工事に先立ち、建材を採取し、アスベストの有無や種類、レベルを判定するための費用です。

除去工事費用

作業員の人件費や、防護服や養生資材などの消耗品費など、実際の工事を行うための費用です。

特別管理産業廃棄物処理費用

除去されたアスベスト含有物を、法令にもとづいて厳重に梱包し、許可を得た施設まで運搬・処分するための費用です。この費用は、アスベストの量とレベル、運搬距離によって大きく変わります。

アスベストのレベル1・レベル2・レベル3の違いとは?

アスベストのレベル1・レベル2・レベル3の違いとは?

アスベスト含有建材は、その飛散性の高さによってレベル1~レベル3に分類されています。レベルの違いによって、除去工事の方法や法的な規制の厳しさが決定します。物件オーナー様は、ご自身の建物に含まれるアスベストがどのレベルに該当するかを把握しておくことが重要です。

飛散性の違いによるアスベストのレベル分類

アスベストのレベル分類は、主に建材の脆さや、工事の際に繊維が空気中に飛散しやすいかどうかで分類されます。飛散性が高いほど、作業時の危険度が高くなる点が特徴です。

レベル1(飛散性が極めて高い)

主として吹付けアスベストなど、建材が非常に脆く、少しの衝撃でアスベスト繊維が大量に飛散する可能性が高いものが該当します。

レベル2(飛散性が高い)

アスベスト保温材、耐火被覆材、断熱材など、建材を破砕・切断すると飛散しやすいものが該当します。

レベル3(飛散性が比較的低い)

スレート板、ビニル床タイル、石膏ボードなど、セメントや樹脂で固められた成形板が該当します。通常の状態では飛散しにくいですが、解体・切断などで損傷すると飛散の恐れがあります。

このレベルの違いは、除去工事における行政への届出義務や、作業空間の隔離、飛散防止対策の厳格さに直結しています。

アスベストのレベルの違いで除去費用はどう変わる?

アスベスト除去費用は、先ほど解説したレベルの違いによっても変動します。レベルが高くなるほどアスベスト繊維の飛散リスクが高まり、それに伴って工事に必要な安全対策や技術、廃棄物処理の費用も増加するからです。

レベル1・レベル2のアスベスト除去費用が高くなる要因

飛散性の高いレベル1やレベル2のアスベスト除去では、以下の要因で費用が大きく増加します。

厳重な隔離・養生

作業空間を外部から完全に遮断するための厳重な養生が必要です。特にレベル1では、専用の負圧除じん装置やエアシャワーといった特殊機材の使用が必要になるため、その設置・維持に高額な費用が発生します。

人件費と作業期間

厳重な装備(防護服など)を着用して作業するため、作業効率が低下し、工事期間が長期化します。これに伴い、作業員の人件費用や現場管理費用が増加します。

特別管理産業廃棄物処理

飛散性が高いアスベストは、運搬や処分においても厳格な基準が適用され、特別管理産業廃棄物処理の対応が必要です。そのため、通常の産業廃棄物よりも高額な処分費用が発生します。

レベル3のアスベスト除去費用

レベル3のアスベスト(成形板など)は、レベル1・2ほど厳重な隔離が不要な場合が多いため、比較的費用は安いです。

しかし、使用されている建材が多い、工事の途中でアスベストが見つかったなど、費用が高額になるケースも多いため注意が必要です。

アスベストのレベルを正確に把握し、そのレベルに見合った適切な工法と費用を提示している業者を選ぶことが、安全確保と費用最適化の鍵となります。

【Q&A】アスベスト除去にかかる費用とレベルについての解説

アスベスト除去費用の相場はいくらですか?
アスベスト除去費用は、建物の規模やアスベストの量・レベルによって大きく変動するため、一概にいくらとはいえません。正確な費用を知るためには、必ず現地調査と、レベル診断にもとづいた詳細な見積もりの取得が必要です。
アスベストのレベル1~3の違いは何ですか?
アスベスト含有建材の「飛散性の高さ」が違いで、その度合いによってレベルが分けられています。レベル1(吹付け材など)が最も飛散性が高く、規制が厳格です。レベル2(保温材など)、レベル3(成形板など)と順に飛散性が低くなります。
アスベストのレベルが高いと、なぜ除去費用が高くなるのですか?
レベルが高いほど飛散リスクが高いため、厳重な隔離・養生(負圧除じん装置など)や、作業期間の長期化、高単価な特殊廃棄物処理費が発生します。これらの安全対策と作業の手間が、結果的に費用を押し上げるのです。

沖縄でアスベスト除去のご相談・費用の見積り依頼は琉栄開発株式会社へ

本社 琉栄開発株式会社
所在地 〒905-0004
沖縄県名護市中山894-9
TEL 0980436797
Mail お問い合わせフォームよりお願いします。
URL https://www.ryuei-okinawa.com
事業内容 アスベスト調査/除去工事
解体工事一式/付随工事全般
産業廃棄物収集運搬業
産業廃棄物処分業
許認可 ・建設業許可 沖縄県知事(特-6)第13760号
・建設業許可 沖縄県知事(般-6)第13760号
・産業廃棄物収集運搬業 許可番号第04701214839号
・特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号第04751214839号
・産業廃棄物処分業 許可番号第04721214839号

・ISO(国際標準化機構)
 品質マネジメントシステム ISO9001
 環境マネジメントシステム ISO14001
 認証範囲 建物解体工事、産業廃棄物収集運搬、土木工事の施工